アルコールチェック「義務化」スタート 制度の概要や飲酒検査についての講習会実施 鳥取県
12月1日から、アルコール検知器を使った企業の飲酒検査の義務化の範囲が広がりました。鳥取県智頭町の建設会社では、警察から検査に関する講習を受けました。
12月1日から、自家用の「白ナンバー」車を5台以上持つ事業所などを対象に、仕事で車を使う前後、アルコール検知器による飲酒検査が義務づけられます。こうしたなか、鳥取県智頭町では地元の建設会社の社員、約20人が参加し、鳥取県警からアルコール検知器を使った飲酒検査について講習を受けました。
この会社では、去年4月から社員全てにアルコール検知器を配布。義務化前から検知器を使った飲酒検査や記録簿への記入を行っています。講習会では、制度の概要や検査手順などを確かめたほか、酒に酔った状態を体験できるゴーグルを着け、飲酒運転がいかに危険かを確認しました。
寺谷組 平尾義之社長
「警察の方から話を聞くことで、身が引き締まったというのもあると思いますので、これからも飲酒運転を絶対にしないということで頑張っていきたいと思っています」
鳥取県警は、アルコール検知器による検査を忘れることがないよう、しっかり確認するよう呼びかけています。