暦の上では「立秋」だけど…今後一週間も猛暑の予想 標高の高い桝水高原や日差しの厳しいビーチなどさまざまな所で過ごす人々 鳥取県
暑い日が続いていますが、8月7日は、二十四節気の一つ、暦の上では秋が始まる「立秋」です。山に海に各地の様子を取材しました。
国立公園大山の麓に位置する、標高約700メートルの桝水高原。立秋の日の8月7日は、日差しはまだ強いものの、時折、涼しいヒンヤリとした風が吹き抜けていました。日中の気温も30℃を切り、27℃。高原には秋の気配を漂わす青紫のかれんな花「マツムシソウ」や、枝分かれした先に赤褐色の花を付ける「ワレモコウ」も色づき始めています。
高原では、県内外から訪れた夏休み中の家族連れなどが散策したりして、思い思いに立秋の一日を満喫していました。
訪れた人
「(大山は)涼しいですね。やっぱり。秋の雰囲気を感じることが出来ました」
「なんかちょっと涼しくて気持ち良かった」
一方、大山から車で約30分、米子市の皆生温泉海遊ビーチでは、暦の上では秋といえども日差しは厳しく、日中の気温も30℃を越えています。まさに真夏のビーチ。子どもたちや家族連れは、海水浴や砂遊びなどをして大きな歓声を上げながら夏休みを満喫していました。
訪れた人
「暑いです。でも海が気持ちいいので。秋な感じしないので、夏は最高です」
「久々に海に入ってすごく楽しかったです。全然、まだまだ真夏ですね」
海水浴や砂遊びの雑感など異例の暑さとなっている今年の「立秋」。
ウエザーニューズによりますと、山陰両県はこれから一週間も高気圧に覆われ、猛暑となる日も予想されていて、まだまだ秋には遠い暑い夏が続きそうです。