国が保護する地域ブランドの特産品「大山ブロッコリー」 収穫の時期を迎え、目合わせ会が開催 約2400トン・10億3千万円の売り上げを目指す 今年は夏の猛暑による高温や干ばつの影響も 鳥取県大山町
朝晩が冷え込み秋の深まりを感じるようになりました。こうした中、鳥取県大山町では大山のふもとで栽培されている「大山ブロッコリー」が収穫の時期を迎え、目合わせ会が開かれました。
鳥取県大山町の特産「大山ブロッコリー」。10月9日は、地元の生産農家を対象に秋冬ブロッコリーを出荷する際の大きさや形などの基準を確認する目合わせ会が行われました。約160人の農家が、大山のふもと290ヘクタールで栽培している秋冬ブロッコリー。今年は、夏の猛暑による高温や干ばつの影響で例年よりも10日ほど出荷が遅れましたが、例年並みの収量で生育は順調だということです。
生産農家
「今年は暑いです。昼間、農作業に出られなかった。生産者は頑張っていますので、消費者もおいしく食べていただければうれしいです」
JA鳥取西部特産園芸課 竹村康平さん
「大山ブロッコリーは黒ぼく土壌の肥沃な栄養豊かな土地で育っているので、軸も太いブロッコリーを食べていただけるんじゃないかなと思います」
国が保護する地域ブランドの特産品でもある「大山ブロッコリー」。JA鳥取西部によりますと今シーズンも京阪神などを中心に出荷され、約2400トン、10億3千万円の売り上げを目指しています。