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「選挙の公正は害されていない」公職選挙法違反で略式命令受けた藤縄義和議員 初公判で情状酌量求める 鳥取県 

2024年1月9日 17:54
「選挙の公正は害されていない」公職選挙法違反で略式命令受けた藤縄義和議員 初公判で情状酌量求める 鳥取県 

公職選挙法違反の罪で罰金の略式命令を受けた鳥取県議会の藤縄喜和議員。これを不服として請求していた正式裁判の初公判が1月9日に鳥取簡易裁判所で行われました。

鳥取市選挙区選出の藤縄県議は2022年8月から12月にかけて選挙区内の有権者に中元や歳暮の名目で合計17万円余りの食品セットを贈ったとして公職選挙法違反の罪で、去年6月、罰金40万円の略式命令を受けました。

罰金刑が確定すれば、議員を続けるために必要な公民権が停止され失職することになりますが、藤縄県議は、去年6月この公民権停止の免除を求め正式な裁判を請求していました。

1月9日に行われた初公判で、弁護側は事実関係を認めた上で「選挙の公正は害されていない」などとして情状酌量を求めました。

裁判は即日結審し、1月31日に判決が言い渡される予定です。

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