「ハウス二十世紀梨」初出荷式 販売目標額は1億3500万円 露地物より早く鳥取県特産・二十世紀梨を県内外に出荷 鳥取県琴浦町
露地物より早く出荷されるハウスで栽培された鳥取県特産の二十世紀梨の出荷が8月1日から鳥取県琴浦町で始まりました。
琴浦町で8月1日に行われた「ハウス二十世紀梨」の初出荷式。果汁がたっぷり含まれ、さわやかな酸味と甘さが絶妙なバランスのこの梨。鳥取県内最大の生産地である鳥取県琴浦町では22戸の農家が栽培しています。今年は去年より10日ほど開花が遅れましたが、交配の時期には、天候に恵まれ、例年並みの大きさで気温が高かった分、甘みのある梨に仕上がったということです。
JA鳥取中央 琴浦梨生産部 藤井憲人 生産部長
「今年も大変おいしいハウス二十世紀梨ができました。熱中症対策にしてもらったらと思います。カリウムもありますし、大丈夫じゃないかと思います」
出荷式ではトラックの運転手に梨が手渡され、その後、出荷先である京阪神や山陽、四国などに向け出発しました。JA鳥取中央によりますと、今年は去年より20トン少ない150トンの「ハウス二十世紀梨」を出荷する予定で、販売目標額は1億3500万円を目指しているということです。