「うまっ!」 海の厄介者"ムラサキウニ"を使用した給食 地元の海に関心を持つきっかけに 鳥取県鳥取市
地元の海に関心を持ってもらおうと、鳥取市の小学校でムラサキウニを使った給食が提供されました。
ムラサキウニを使用した学校給食は、日本財団の海と日本プロジェクトの一環で企画されたもので、12月6日は、青谷小学校でウニとサザエを使った炊き込みご飯とアカモクの味噌(みそ)汁が提供されました。炊き込みご飯に使われているムラサキウニは、鳥取県の沿岸で大量発生し、海藻を食べつくすなどいそ焼けの原因となっています。
児童
「オコゲうま!うまっ!」
「学校でウニという高級食材を食べることが出来てとてもうれしいです」
「(漁師の人が)海の環境を守ったりすることも分かりました」
鳥取県栽培漁業協会 金澤忠佳 専務理事
「サザエがおいしかったとか、ウニの風味を感じたとかで海の大切さをこの学習で理解していただいた」
6日は、漁業者がムラサキウニの駆除や、身入りを良くするために養殖に取り組んでいることが紹介され、児童たちは地元の海について理解を深めていました。