種まきから収穫まで小学生に高校生が指導 地元のブランド米「星空舞」を通して世代を超えた交流 高校生「分かりやすく小学生に伝えられたと思う」 鳥取県倉吉市
実りの秋。10月18日は秋らしくない真夏のような一日となりましたが、鳥取県倉吉市では高校生と小学生が交流する稲刈り体験が行われました。
秋晴れの空の下、倉吉市で行われたのは稲刈り体験。倉吉市立社小学校の5年生56人が鳥取県のブランド米・星空舞を鎌で収穫していきました。
児童
「さっと切れたりするところが楽しかった」
「これを全部手でやっているところが、すごいなと思いました」
Q.どんなふうに食べたい?
児童
「普通に、白いご飯!」
この稲刈りをサポートしているのは、地元・倉吉農業高校食品科流通コース3年の14人。異世代交流事業の一環として20年前から行われている取り組みで、今年5月の種まきから収穫まで高校生たちが稲の管理や指導を行いました。
倉吉農業高校 生徒
「小学生たちもちゃんと自分の言うことを聞いてくれて、自分も分かりやすく小学生に伝えられたので、それは良かったなって思います。うちの学校の米なのでみんなに食べてもらいたいです」
収穫した星空舞は、11月中旬に収穫祭でおにぎりにして振る舞われる予定だということです。