今年はすでに花粉の飛散は始まっているといいます。花粉シーズンが始まる中、いま気を付けるべきこととはなんでしょうか。

春の花粉対策は1月、2月、3月がポイントだとして、その数字が並ぶ1月23日は「花粉対策の日」とされています。そこで、花粉対策をしているか街の人に聞いてみるとー。

街の人
「花粉には別に異常は感じられないです。かかったことがない」

Q.花粉対策をしていますか
「ええっ…考えたこともなかったです」

「花粉症はまだかかってないので、 わからないです。(対策は)特に何もしてないです」

今のところ対策をしている人は少ないようでした。しかし、花粉の飛散状況はというとー。

町田朱理 気象予報士
「もうすでに花粉が飛んでいる可能性があります。この先気温の寒暖差が大きいと思うので、 暖かい日はより花粉が飛びやすいので注意が必要です」

町田気象予報士によると、すでに飛散は始まっているといいます。飛散のピークは2月上旬ごろから始まる見込みだとしています。

町田朱理 気象予報士
「今年は(花粉の)量が多めなので、飛散も早まっているのではないかと考えられています」

聞こえ始めている花粉の足音。対策はー。

おおたにこども・ファミリークリニック　大谷英之 院長
「一番は花粉をなるべく浴びないということ。マスクをつけるとか、眼鏡をかけるとかして。症状の強い方はゴーグルをつけていただくとか」

室内に持ち込むのを避けるべきとして、なるべく毛糸などのモコモコした服を着ないことや、玄関で上着を脱いではたくなどの工夫が大切だといいます。

おおたにこども・ファミリークリニック　大谷英之 院長
「お年をとられた方が突然今年からということも時々あるようですので、今まで大丈夫だった方も急に発症することはたまにあります」

Q.なったことがないから大丈夫というわけではない？
「そうですね」

集中力の低下や生活リズムの乱れなどパフォーマンスの低下を招くと言われる花粉症。事前に対策を重ねることが、快適な生活の一歩となりそうです。