「拒絶されたとは思っていない」 クリスマス当日に逮捕 県境超え一方的な好意 電話やメール送信を繰り返す ストーカー容疑で岡山県の男逮捕 鳥取県倉吉市
鳥取県警倉吉警察署は12月25日、倉吉市に住む30代の女性に対し、拒否されているにもかかわらず繰り返しメール送信や電話をするなど、つきまとい等を繰り返したとしてストーカー規制法違反の容疑で、岡山県真庭市の男を逮捕したと発表しました。
警察によりますと、岡山県真庭市に住む無職の男(45)は、ことし12月1日から17日かけて、倉吉市の30代の女性に対し、連続して電話をかけたり、義務のない要求を内容としたメールを送信したりするなどした疑いが持たれています。
男と女性は面識があったということで、女性が連絡を拒んでいたにもかかわらず、男は一方的な好意を寄せ、しつこく連絡していたということです。ことし9月にも女性から男のストーカー行為について通報があり、警察が対応していました。
12月になり、改めて女性から相談があり、男が半月の間に複数回にわたって連絡していたことが分かったため、12月25日夕、岡山県真庭市内で男を逮捕しました。
警察の調べに対し、男はメッセージを送信した行為などは認める一方、「送信することを(女性に)拒絶されたとは思っていない」などと話し、犯意を否認しているということです。
警察が余罪を含め、事件の経緯を詳しく調べています。