去年、爆発を伴う火災があった米子バイオマス発電所の今後の対策について、9月初めに開催される周辺住民と事業者による協議会に鳥取県米子市も参加して検討していくことになりました。

米子市　伊木隆司 市長
「（爆発火災の）原因の究明と共に、それ（住民の健康被害）に対する対策もしっかりとはかられることが大変重要と思っています」

去年9月、米子市の米子バイオマス発電所で発生した大きな爆発を伴う火災。安全対策だけでなく、住民の代表者らが米子市に対し健康被害の実態調査を実施するよう求めています。

これを受けて、8月16日に米子市の伊木市長は、9月4日に開催される周辺住民とバイオマス発電所の事業者による協議会に市も参加して、今後の安全対策や健康被害の具体的な調査方法についても検討する考えを示しました。

米子市　伊木隆司 市長
「（周辺住民の）要望に対しては適切に対応したいと思います。事業者と話し合いながら、どのような形で（健康被害）調査をするか詳細を詰めて対応したい」

爆発火災から約1年が経過した米子バイオマス発電所。周辺住民や事業者、米子市の今後の協議の行方が注目されます。