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日本海南側の洋上風力発電 津軽港をメンテナンス拠点へ

2024年4月10日 18:14
日本海南側の洋上風力発電 津軽港をメンテナンス拠点へ

県は鰺ヶ沢町の「津軽港」を洋上風力発電の風車のメンテナンスを行う管理拠点として改修する方針を示しました。

県の想定によりますと改修するのは津軽港敷地のうちおよそ3.5ヘクタールの浜辺です。そのうち1ヘクタールの用地には事務所や倉庫を建設するほか、一部を掘り下げて水深4メートルの泊地を作るほかおよそ90mの岸壁を整備します。作業員や資材を運ぶ小型の輸送船を接岸したり係留できるようにします。水深が浅いため大型部品の陸揚げや組み立てを想定する青森市の油川ふ頭と違い、保守や管理のメンテナンス拠点とする考えです。

★鰺ヶ沢町 平田衛 町長
「今回県がこういう方針を打ち出していただいたことには感謝していますし地元として大変うれしく思っています 港利活用はもちろんですけども洋上風力に関連した産業の立地とか地元企業の活用とかによって雇用創出とか地域経済の活性化につながることを地元として期待しているところです」

洋上風力発電の促進区域にはつがる市沖から鰺ヶ沢町沖にかけての日本海南側の海域が指定されており、ことし1月から発電事業者の公募が始まっています。2030年6月までとされる運転開始を見据え、県は今後地質調査や測量などから進めるとしています。

最終更新日:2024年12月4日 20:33
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