スタートアップ人材育成へ新拠点 八戸工業高等専門学校 実験エリアにはさまざまな先端的測定装置や計算機器が配置
八戸市の八戸工業高等専門学校は、学生の起業家精神をはぐくむ教育施設を整備し関係者に公開しました。
八戸工業高等専門学校が校内に整備したのは、新しい教育拠点「イノベーションハブ」と、より先端的な研究が可能な「リサーチハブ」の2施設です。
きのうは土屋校長たちが関係者を招いて運用が始まった館内を披露しました。
広さが240平方メートルのイノベーションハブには、ミーティングエリアと実験エリアそれに居心地のよいアートエリアからなり、実験エリアにはさまざまな先端的測定装置や計算機器が配置されています。
学生たちは機器などを自由に使って問題解決能力を養う「自主探究」の取り組みを進めていて、スタートアップ人材の育成につなげます。
★八戸工業高等専門学校の学生
「レベルの高い自主探究とかあとは本当に起業に結びつくようないっぱいいろいろな成果とか頑張って出してもらいたいなと思います」
イノベーションハブは公開講座などにも使われ、地域にとっての「科学の公民館」の役割も果たすとしています。