弘前の焼き鳥店で食中毒
弘前市の焼き鳥店で食中毒が発生し弘前保健所が営業停止処分にしました。
きょうから7日間の営業停止処分を受けたのは弘前市富野町の「やきとり鳥正」です。
弘前保健所によりますと、今月10日この店で食事をした20歳代の男性2人が悪寒や発熱、下痢などの症状を訴えました。
県衛生研究所が調べたところ、食中毒を引き起こす「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出されました。
原因となる食品の特定には至っていませんが、共通して食べたものがこの飲食店の食品に限られることなどから、保健所は食中毒と断定しました。
患者はいずれも快方に向かっています。
カンピロバクターによる食中毒は、今年に入り県内3件目です。
保健所によりますと、カンピロバクターによる食中毒の主な原因食品として鶏肉や牛レバーなどが挙げられるということで、肉を調理する際は中心部まで加熱して食べることなどを呼びかけています。