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戦争の記憶次世代へ 式典・供養大祭 青森空襲から79年

2024年7月28日 18:16
戦争の記憶次世代へ 式典・供養大祭 青森空襲から79年

青森空襲から79年、青森市では平和を祈る式典や犠牲になった人たちの冥福を祈る供養大祭が開かれました。

青森市が開いた平和祈念式典には遺族や市の関係者などおよそ140人が出席し青森空襲の犠牲者に黙祷を捧げました。
市は次の世代に戦争の悲惨さを伝え続けるため7月28日を「青森市平和の日」と定めまいとし式典を開いています。

79年前のきょう青森市はアメリカ軍の空襲で市街地の9割が焼け、わかっているだけで1,018人が犠牲となりました。
ことしは平和学習の一環として市内の中学生と交流する岩手県釜石市の生徒たちも初めて式典に参加し犠牲者の霊を慰めました。

★筒井中の生徒
「犠牲者がたくさん出たということでその犠牲者には安らかな思いをさせたいと思いこの平和祈念式典に参列しました」

柳町通りでは平和記念像供養大祭が開かれ参列した人が焼香し犠牲者の冥福を祈るとともに平和への誓いを新たにしていました。

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