青森県内に大雪警報 平地でも積雪観測 売れ筋の除雪グッズは?
そして津軽や上北にはさきほど大雪警報が発表されました。
今後の雪についてお伝えします。
★青森放送 葛西将央記者
「青森市内午前9時ごろから雪が降ってきました私の上着にも冷たい風とともに雪が打ちつけています」
今日の県内は上空1500メートルにマイナス9度以下の12月上旬並みの強い寒気が入り込み、全域で平野部でも雪が降りました。
いよいよ本格的な冬到来です。
収穫が終盤にさしかかっている弘前市湯口のりんご園でも積もるほどの雪が。
農家が収穫を急いでいました。
★りんご農家
「あした半日で収穫は終わりですあとは片付けだけ」
「私は動いているのでさほど寒さは感じないです」
弘前市では午後6時現在で2センチの積雪と、この冬初めて平地でも積雪が観測されました。
★青森放送 加藤誠記者
「十和田市でも雪が降ってきました 車にもうっすら積もっています」
午後になるとさらにしめった雪が強くなり、傘を差して雪を防ぐ市民の姿も。
★青森市民
「やっと寒くなったなという感じで」
「なんか青森らしいなって」
「急に雪降ってびっくりして寒いです」
「滑って転ぶの注意しようと思っていました」
青森空港は一面の雪景色に。
除雪隊ホワイトインパルスが今シーズン初めて出動しました。
作業のため滑走路が一時閉鎖され、東京や大阪からの到着に遅れも出ました。
★乗客
「1時間くらい遅れましたものすごく雪が降っていました」
「まさかこんなに雪が降ってると思わず気温差、大阪と20度くらい違ってびっくりしました」
県は路面凍結の恐れがあるなどとして、青森市酸ヶ湯から十和田市谷地までの国道103号など県内21路線で冬季閉鎖を前倒ししました。
こちらは明日朝までの雪雲の動きです。
雪雲は午前6時ごろまでに抜ける見込みで、ピークは明け方までとみられています。
青森地方気象台によりますと、明日朝までに予想される12時間降雪量は山沿いでは10センチから50センチ、平地では5センチから10センチとなっています。
明日明け方にかけては平地でも積雪になるところがある見込みです。
備えは万全?便利な除雪グッズの売れ筋は
いよいよやってきた本格的な冬。
雪や寒さへの備えは万全でしょうか。
★菅原厚キャスター
「本格的な冬を前にこちらのホームセンターではさまざまな用途に合わせたスコップがずらりと並べられています。そして大雪の時に活躍するのが除雪機、こちらも豊富なラインナップとなっています」
今日もスコップやスノーダンプを買い求める人が相次いでました。
★市民は
「きょう雪降る予報でしたので(スノーダンプが)壊れていたので早く買った方がいいかなと思って」
「(除雪機を)持っているんですが新しいものが出ているんだなと思って見に来ました」
「使えそうなものがあればちょっとみてみます」
売れ筋で浸透してきているのがヘッドを交換できる着脱式のスコップです。
雪質や用途にあわせて使い分けられるのが便利だそうです。
★サンデー青森浜田店 櫛引健太朗さん
「例年この着脱式が浸透しつつありますので」
「このヘッド自体も何種類か商品の取り扱いはありましてヘッドが広いタイプだとかスチール製のブレードがついて堅い作りであったりとかいろんな種類があります」
一度に多くの雪を運べるスノーダンプにはこんな優れものも・・・。
★サンデー青森浜田店 櫛引健太朗さん
「かなり深い作りになっていますので通常のスノーダンプの2倍くらいは一度に雪を大量に運ぶことができます」
力を使わずに雪片づけができる除雪機は夏から予約が入り始め、すでに15件の予約が入っているということです。
ほかにも室内の保温をしながら外がすっきり見える透明な断熱パネルなど、厳しい冬を乗り越える工夫が欠かせません。