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先端には「わらぼっち」 湿った雪の重さから木を守る“雪つり”で冬の装い

2024年12月16日 16:28
先端には「わらぼっち」 湿った雪の重さから木を守る“雪つり”で冬の装い
湿ったの重みから松の木を守る「雪つり」の作業が八戸市で行われました。

松の雪つりの作業が行われたのは八戸公園にある日本庭園です。
地元の造園会社13社で作る八戸造園建設業協会の若手の職人と公園の職員たちが作業しました。
松の木に合わせて竹の支柱を立て、先端から10本以上の縄を放射状に伸ばし枝の先に結びつけていきます。
柱の先端には稲わらを束にして作った「わらぼっち」という昔ながらの飾りが取り付けられました。

★八戸造園建設業協会 長根豊和青年部長
「また春に新しい芽がちゃんと出るように囲いをしていきたいと思います」
「北国にとっては雪は必ず降りますので枝折れなどないようにして枝の形とかも守っていきたいと思っています」

園内は昨日の夜から降った雪で一面が冬景色になっていて、職人たちは技術のコツを職員に教えつつ手際よく作業を進めていました。
雪つりの作業は今日1日で終え来年の春まで大切な松を守ります。
最終更新日:2024年12月16日 17:06
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