「坊っちゃん文学賞」福岡県の髙山幸大さん「恩返し」が大賞に 認知症介護を描く
ショートショートの文学賞「坊っちゃん文学賞」。今年度の大賞は認知症介護を描いた物語です。
松山市で開かれた坊っちゃん文学賞の表彰式には、審査員長でショートショート作家の田丸雅智さんや声優の大原さやかさんが出席しました。
坊っちゃん文学賞は毎年、自由なテーマで4000字以内のショートショート作品を募集していて今年度は6歳から92歳までの幅広い年代から8341点の応募がありました。
大賞に選ばれたのは、福岡県の髙山幸大さんの作品「恩返し」です。
髙山幸大さん:
「私の実の祖母が認知症になったことをきっかけに書き始めた物語で、この作品が様々な方のもとに届いて、わずかであっても救いになるような作品として皆様のもとに残っていただければこの上ない幸いです」
松山市は受賞した6作品をホームページで公開しています。