厳しい寒さの中…水の冷たさと格闘しながら豆腐作り 豆腐屋さんおすすめの食べ方は
きょうは「立春」。暦の上では「春」ですがまだまだ寒さも厳しい愛媛県内。あすからは上空に強い寒気が流れ込み、今シーズン一番の寒さが予想されています。
手がかじかむ寒さの中、寒さと我慢比べの作業も…
豆愛 代表取締役 古家信一郎さん:
「寒ければ寒いほど需要はあります」
伊予市にある豆腐屋さんです。
古家さん:
「今85℃まで上がっとんですが、お豆腐の前のおからと豆乳を分ける前の(状態)豆乳の濃度を高めにして、食べたときに大豆の風味を大事にして甘みと食感を大事にしてますね」
県産を中心とした大豆を使い一つ一つ手作業で作っていきます。美味しい豆腐を仕上げるために、欠かせないのが冷たい水を使っての冷却です。
古家さん:
「素手ではよう触れないですね。2℃から1℃ぐらいの温度で一気にお豆腐って冷やしこみますので」
水口キャスター:
「あー!冷たい!」
古家さん:
「10秒くらい手つけとくともう手がしびれますんで。氷水より冷たいですね。冷やしこみがきちんとできてなかったらお豆腐はすぐダメになる傷みますんでここは一番大事な行程ですね」
寒さの中、水の冷たさとも格闘しながら完成した手作り豆腐。伊予市や松山市などの中予地域で販売しているほか、松山市近郊の小中学校の学校給食でも使われています。
古家さん:
「寒ければ寒いほど僕らもいい仕事やと思ってますんで、この時期はありがたい時期ではあります」
豆腐屋さんおすすめの食べ方は?
豆愛 専務取締役 古家 郁子さん:
「夏場はそのまま冷たいままで食べていただくのがおすすめなんですけど、レンジで簡単にあっためて」
お店自慢のおぼろ豆腐を、レンジで温めるとまるで出来立てのようなプルプルの豆腐を楽しめます。
水口キャスター:
「うわっうわー!トロっトロですね!濃厚!」
古家 郁子さん:
「体にもいいのでたくさん食べてもらって、元気に冬を乗り越えてほしいと思います」