神の湯は460円から700円への値上げです。松山市道後温泉審議会は2024年夏、全館での営業再開を目指している道後温泉本館の入浴料について、市が示した値上げの方針を妥当とする答申を提出しました。

全館営業再開以降の道後温泉本館の入浴料について、松山市は物価や人件費の上昇などが続く中、最も安い「神の湯」を460円から700円に値上げするなどの改定案を審議会に諮っていました。

7日開かれた審議会では、物価上昇への対応などのため、今回の料金改定は妥当とする答申をまとめ、野志市長に報告しました。

答申では、全館営業再開後も毎年経営の分析を行い、本館の価値に見合った適正な料金を常に検討・見直すべきなどと要望しています。

答申を受け、野志市長は「答申をしっかり読んで意見や要望を反映し、全館営業再開に向けて準備していく」とこたえていました。

松山市では、料金の改定に必要な市議会への提案を検討するということです。