松山市内でひき逃げ事件の逮捕相次ぐ いずれも横断歩道で子どもがケガ
愛媛県松山市でひき逃げ事件の逮捕が相次いでいます。
今年6月、松山市内宮町の交差点で、横断歩道を渡っていた下校中の小学4年生の男の子が普通乗用車ではねられ、左足を打撲するなど全治10日間のけがをしました。
警察は昨夜ひき逃げなどの疑いで、普通乗用車を運転していた本籍が松山市南斉院町の自称・塗装工神谷琉星容疑者(20)を逮捕しました。
調べに対し、神谷容疑者は容疑を認めていて、「赤信号を見落としてそのまま走行した」という趣旨の供述をしているということです。
また、松山市では、千舟町の交差点で自転車に乗って横断歩道を渡っていた12歳の男子中学生を大型バイクではねてその場から立ち去ったとして、きのう、ひき逃げの疑いで市内の38歳の男が逮捕されています。
どちらの事件も現場は横断歩道。ドライバーには、横断しようとする歩行者や自転車がいる場合、一時停止することなどが義務づけられています。
県警は、ドライバーに対して、横断歩道を予告するひし形表示を見たら減速するなどより一層の緊張感と集中力をもった運転をすること。
一方、横断者には「手を挙げるなどドライバーへの意思表示の他、車が確実に止まったことを確認して横断すること」などを呼びかけています。