還付金詐欺などの消費者被害を防ごうと、中学生が高齢者の自宅を訪ねて、注意を呼びかけました。

この訪問は松山市が実施していて、きょうは久米中学校の生徒や民生委員が松山市来住町の高齢者住宅10軒を回りました。

「高齢者の方々が詐欺被害に遭うと多大な被害を 及ぼす可能性があるので、このティッシュを見て思い出してください」

生徒たちは家庭科の授業で作成した啓発メッセージ入りのポケットティッシュを配りながら、還付金詐欺などの消費者被害に遭わないための注意点を説明しました。

一人暮らしの80代女性：
「年寄りですからね簡単に騙されそうで、なるべく関わらないようにしようと思います」

県警によりますと、県内で去年1年間に特殊詐欺の被害に遭った高齢者は71人で、全体の半数以上を占めているということです。