去年閉店“ハイボールの聖地”老舗バー「露口」のカウンターをサントリー山崎蒸溜所に移設【愛媛】
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愛媛県松山市で「ハイボールの聖地」として愛され、去年閉店した老舗バー「露口」のカウンターテーブルなどが、大阪にあるサントリーの山崎蒸溜所に移されました。
松山市で1958年に開店したバー「露口」は、ことし9月に86歳で亡くなったマスターの露口貴雄さんと妻の朝子さん81歳がカウンターに立ち、サントリーのウイスキーを使った濃いハイボールが親しまれました。
今回、山崎蒸溜所に移されたのは、開店した当初から使い込まれてきた長さおよそ6メートル、幅およそ60センチの一枚板のカウンターテーブルや、椅子などです。
当時の露口の店内がほぼ忠実に再現されています。
朝子さんは、きのう、お披露目されたテーブルをなでながら「ホームに帰ってきた感じです。感動で胸がいっぱいです」と涙ぐんでいました。
サントリーは、「ハイボールの聖地」のカウンターテーブルを一般に公開するかどうか検討しているということです。