県内の特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺 去年の被害額はあわせて13億円以上
被害額はあわせて13億円以上にのぼっています。愛媛県警は、去年1年間の特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況を発表しました。
県警によりますと、去年1年間、県内で確認された特殊詐欺の被害額は2億5500万円あまりと2021年以来3年ぶりに2億円を上回りました。
また、被害件数は135件で7年ぶりに100件を超えました。被害者は60歳以上が全体の6割以上を占めています。
手口としてはNTTの職員や警察官・検察官などを騙ったオレオレ詐欺の被害件数が、前の年に比べ5倍以上になるなど急増しています。
一方、SNSを使って投資話などを信頼させるSNS型投資・ロマンス詐欺では去年1年間で127件の被害が確認され、被害額はおよそ10億7000万円と前の年からほぼ倍増しています。
手口はインスタグラムからの接触が一番多く、連絡手段としては9割以上がLINEとなっています。
県警は、電話でお金の話をする、いろいろな理由をつけ現金を振り込ませようとする事などがあれば警察に相談するよう呼び掛けています。