生産量日本一を誇る花『グロリオサ』出荷作業が最盛期迎える【高知】
高知県が生産量日本一を誇る花・グロリオサ。需要が高まるこれからの時期に向け、いま出荷作業が最盛期を迎えています。
高知県が生産量日本一を誇る花・グロリオサ。アフリカや熱帯アジアに広く分布する、イヌサフラン科の球根植物です。
花言葉は「栄光」。ラテン語で「見事な、栄光の」を意味する「グロリアス」が名前の由来だと言われています。
高知市の三里地区はグロリオサの生産量が全国の8割を占める一大産地で、1980年から栽培を始めました。
親子2代にわたってグロリオサを育てる、中島敬之さんのハウスを訪ねました。
三里園芸部では現在約10種類のグロリオサを栽培しています。
中島さんの父親が開発したという、三里地区オリジナルの定番品種「サザンウィンド」。地区で生産する約8割がこの品種です。
特色は花が大きく茎もしっかりしてボリュームたっぷりなところで、お祝いごとの席にぴったりです。
収穫したサザンウィンドを見せてもらいました。
■樺山夏帆 高知放送アナウンサー
「存在感あって、近くで見るとゴージャス!見てると元気が貰える」
高さ2メートルほどの位置にあるのが「つぼみ」。なりすぎたつぼみを摘み取る作業・「摘心」をこまめに行うことで、より上質な花に仕上げます。
すべてが手作業。手を伸ばして一つひとつ摘み取っていく作業が、三里産グロリオサの美しさの秘密なんです。
美しさの秘密は、この地区の土壌にもありました。
三里地区は海に面していて水はけの良い砂地なので球根が大きく育ちやすく、グロリオサの栽培に向いているといいます。
真っ赤で存在感のある三里地区のグロリオサ。需要が高まる年末年始を前にいま、出荷の最盛期を迎えています。
今年は去年より4万本ほど多い244万本を出荷。
一方、新型コロナの影響で一時需要はぐっと落ち込んでいて、コロナ禍前の出荷本数と比べると100万本ほど少ないということです。中島さんは需要の拡大するこれからに期待を寄せています。
■中島さん
「小さい頃から父が育てていてなじみがある。作っていて大変な部分はあるが、きれいな花が咲いたらうれしい。グロリオサは美里の誇りとなるような花。お正月にぜひ楽しんで」
出荷のピークを迎えた三里地区特産のグロリオサ。年始や卒業シーズンの祝いの席を、燃え上がるようなグロリオサで彩ってみてはいかがでしょうか。
高知県が生産量日本一を誇る花・グロリオサ。アフリカや熱帯アジアに広く分布する、イヌサフラン科の球根植物です。
花言葉は「栄光」。ラテン語で「見事な、栄光の」を意味する「グロリアス」が名前の由来だと言われています。
高知市の三里地区はグロリオサの生産量が全国の8割を占める一大産地で、1980年から栽培を始めました。
親子2代にわたってグロリオサを育てる、中島敬之さんのハウスを訪ねました。
三里園芸部では現在約10種類のグロリオサを栽培しています。
中島さんの父親が開発したという、三里地区オリジナルの定番品種「サザンウィンド」。地区で生産する約8割がこの品種です。
特色は花が大きく茎もしっかりしてボリュームたっぷりなところで、お祝いごとの席にぴったりです。
収穫したサザンウィンドを見せてもらいました。
■樺山夏帆 高知放送アナウンサー
「存在感あって、近くで見るとゴージャス!見てると元気が貰える」
高さ2メートルほどの位置にあるのが「つぼみ」。なりすぎたつぼみを摘み取る作業・「摘心」をこまめに行うことで、より上質な花に仕上げます。
すべてが手作業。手を伸ばして一つひとつ摘み取っていく作業が、三里産グロリオサの美しさの秘密なんです。
美しさの秘密は、この地区の土壌にもありました。
三里地区は海に面していて水はけの良い砂地なので球根が大きく育ちやすく、グロリオサの栽培に向いているといいます。
真っ赤で存在感のある三里地区のグロリオサ。需要が高まる年末年始を前にいま、出荷の最盛期を迎えています。
今年は去年より4万本ほど多い244万本を出荷。
一方、新型コロナの影響で一時需要はぐっと落ち込んでいて、コロナ禍前の出荷本数と比べると100万本ほど少ないということです。中島さんは需要の拡大するこれからに期待を寄せています。
■中島さん
「小さい頃から父が育てていてなじみがある。作っていて大変な部分はあるが、きれいな花が咲いたらうれしい。グロリオサは美里の誇りとなるような花。お正月にぜひ楽しんで」
出荷のピークを迎えた三里地区特産のグロリオサ。年始や卒業シーズンの祝いの席を、燃え上がるようなグロリオサで彩ってみてはいかがでしょうか。
最終更新日:2024年12月18日 18:29