ここまで1分け1敗の高知ユナイテッド。ホームでのJ初勝利を目指して、3月2日にFC大阪と対戦しました。

2日に春野陸上競技場で行われた明治安田J3の第3節、J初勝利を期待する多くのサポーターの姿が見られました。
相手はここまで負けなしのFC大阪。高知の先発メンバーには以前FC大阪に在籍していた上月翔聖とこの日が22歳の誕生日の三好麟大、そして小林心が名を連ねます。

試合はこの日もアグレッシブに戦う高知が仕掛けます。前半4分。相手のクリアミスに反応した佐々木敦河がシュートを放つも、相手キーパーがファインセーブ。さらに11分、右サイドからの三好のクロスを小林心がヘディングで合わせますがこれも相手キーパーに阻まれます。

0対0で迎えた後半、FC大阪にゴールを許しリードを2点に広げられますが、勝利を、ゴールを決して諦めない選手とそれを後押しする2000人を超えるサポーター。
そして新たな歴史が刻まれる瞬間が訪れました。

上月がドリブルで攻め上がり、ボールはゴール前の東家へ。シュートのこぼれ球を小林心が押し込んでJリーグ初ゴールをあげます。これがなんとJ3通算8000ゴールというメモリアルゴールとなりました。

最後まで走り抜いた高知ユナイテッドでしたが、1対2で敗れJ初勝利は次節に持ち越しとなりました。

勝ち点3、J初勝利なるか高知ユナイテッドは9日にアウェーでツエーゲン金沢と対戦します。