高知市の弁当販売店に侵入し現金が入った金庫を盗んだとして、警察は男4人を逮捕しました。高知県内では同じ手口の窃盗が相次いでいて、警察は余罪も含め捜査しています。

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは香南市吉川町の会社員・前川智也容疑者（39歳）、兵庫県高砂市の建設作業員・清家浩二容疑者（57歳）、愛媛県西予市の土木作業員・守田勝也容疑者（54歳）、住所不定・無職の桑山耕一容疑者（45歳）の4人です。警察によりますと4人は共謀の上、5月25日の深夜から翌朝にかけて高知市の弁当販売店で裏口の窓ガラスを割って店に侵入し、手提げ金庫を盗んだ疑いが持たれています。

当時、金庫の中には現金約27万円が入っており、出勤した従業員から通報を受けた警察が防犯カメラの映像などを元に4人を割り出しました。
4人は知人同士で容疑を認めているということです。

また警察によりますと、同じ日に南国署管内の同じ系列の弁当販売店でも同様の被害があったということで、警察で余罪などを調べています。