『元気をもらえるような鳥居に』宿毛のこんぴらさん 地震で崩れた鳥居の修復が完了【高知】
今年の4月、震度6弱を観測した地震で壊れた高知県宿毛市の鳥居の修復が12月17日に完了しました。
「宿毛のこんぴらさん」として地域に親しまれてきた宿毛金刀比羅宮。
4月に宿毛市で震度6弱を観測した地震の影響で、鳥居の上の部分が崩れ落ちました。
鳥居は100年以上前、1919年に建てられたもので、高さ3メートル幅3.5メートルの立派なものでした。
宿毛金刀比羅宮では鳥居の修復のために寄付を募り、宮司の岡﨑利久さんによりますと全国から328万円余りの寄付が寄せられ、11月中旬から作業をスタートしました。
しかし、宿毛金刀比羅宮は山の中にあり、車が通れないため作業は少しずつ手作業で進められました。
地震からちょうど8か月となる12月17日、鳥居の修復が終わりました。
落ちて割れた一番上の笠木は修復し、柱と笠木を繋ぐ丸い部分と下の棒は新調。それぞれの接着部分には耐震ボンドを使い揺れに強くしたということです。
■宿毛金刀比羅宮・岡﨑利久宮司
「宿毛市内、宿毛市外また県外のみなさまから多くの寄付を頂きましてこのような立派な鳥居を再建することができて、感謝を申し上げる。まだまだ地震の被害があるところもあり復旧もできないところもあるが、この鳥居を見て元気をもらえるような鳥居になればいい」
宿毛金刀比羅宮では今後、鳥居の脇に地震で崩れた後に修復したことを記す記念碑を設置し、後世に伝えることにしています。
「宿毛のこんぴらさん」として地域に親しまれてきた宿毛金刀比羅宮。
4月に宿毛市で震度6弱を観測した地震の影響で、鳥居の上の部分が崩れ落ちました。
鳥居は100年以上前、1919年に建てられたもので、高さ3メートル幅3.5メートルの立派なものでした。
宿毛金刀比羅宮では鳥居の修復のために寄付を募り、宮司の岡﨑利久さんによりますと全国から328万円余りの寄付が寄せられ、11月中旬から作業をスタートしました。
しかし、宿毛金刀比羅宮は山の中にあり、車が通れないため作業は少しずつ手作業で進められました。
地震からちょうど8か月となる12月17日、鳥居の修復が終わりました。
落ちて割れた一番上の笠木は修復し、柱と笠木を繋ぐ丸い部分と下の棒は新調。それぞれの接着部分には耐震ボンドを使い揺れに強くしたということです。
■宿毛金刀比羅宮・岡﨑利久宮司
「宿毛市内、宿毛市外また県外のみなさまから多くの寄付を頂きましてこのような立派な鳥居を再建することができて、感謝を申し上げる。まだまだ地震の被害があるところもあり復旧もできないところもあるが、この鳥居を見て元気をもらえるような鳥居になればいい」
宿毛金刀比羅宮では今後、鳥居の脇に地震で崩れた後に修復したことを記す記念碑を設置し、後世に伝えることにしています。
最終更新日:2024年12月17日 18:41