高知大学の卒業式が3月24日に行われ、約1000人の卒業生が新たな一歩を踏み出しました。

高知大学の卒業生は人文社会科学部や理工学部など6つの学部の合わせて1009人です。24日、高知市の県民文化ホールで卒業式が行われ、受田浩之学長が学部の代表者に学位記を手渡しました。

この後、挨拶に立った受田学長は、孟子の言葉を引用して「天の時、地の利、人の和が揃った時、自らの力を最大限に発揮し輝くことができる。先行きの見通せない未来を創造していく中核人材として社会に貢献されていくと確信している」とエールを送りました。

続いて、卒業生を代表して地域協働学部の小山光さんが謝辞を述べました。

今年度の卒業生は入学式が教室に分かれてリモートで行われるなど、新型コロナの影響が残るなかで学生生活を送りました。

高知大学によりますと3月9日現在の就職内定率は95.9パーセントで、そのうちの27.5パーセントが県内に就職する予定だということです。