昨日（2日）夕方、陸上自衛隊善通寺駐屯地の50代の男性隊員が、駐屯地内の駐車場でトラックと電柱の間に挟まれた状態で見つかり、その後、死亡しました。

　死亡したのは善通寺駐屯地第15即応機動連隊の、市川正人一等陸曹52歳です。

　善通寺駐屯地によりますと昨日午後5時40分頃、駐屯地内の駐車場で、市川一等陸曹がトラックの運転席側のドアと電柱の間に挟まれているのを、同じ部隊の隊員が見つけました。市川一等陸曹は病院に搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。

　当時、市川一等陸曹は勤務中で、訓練の準備が終わり、1人でトラックを駐車場へ戻していたということです。自衛隊が詳しい状況などを調べています。第15即応機動連隊長の徳淵文雄一等陸佐は「貴重な隊員を亡くしたことは痛恨の極み。原因を分析し再発防止に万全を期す。」とコメントしています。