香川県まんのう町で、今年春に誕生した国の天然記念物コウノトリに愛着を持ってもらおうと、地元の子ども達に募集していた3羽の愛称が決まりました。

　まんのう町で今年生まれた3羽のメスのコウノトリ。愛称はそれぞれ「かりん」「こと」「みなみ」に決まりました。地元の有志などでつくる「コウノトリを見守る会」が、地元のこども園と小学校の子ども達を対象に募集し、応募のあった114点の中から、地区にゆかりのある名前を選んだということです。

　まんのう町でヒナが誕生するのは2年連続ですが、愛称を募集したのは今年が初めてです。3羽の姿を巣の周辺で見られるのは、長くてもあと2か月ほど。町は観察する際には、離れた場所から静かに見守る様、呼びかけています。