20日、岡山県浅口市の神社の秋祭りで山車から男性2人が転落し、うち1人が一時、意識不明の重体となりました。

　20日午前11時20分頃、浅口市金光町占見の大宮神社で行われていた秋祭りで「事故があり、ケガ人がいる」と119番通報がありました。

　警察と消防によりますと、千歳楽と呼ばれる山車がおよそ30人の参加者に担がれて神社の境内で移動していたところ、地面が傾いていた場所でバランスを崩して横転。乗っていた10代と20代の男性2人が転落したという事です。

　このうち10代の男性が、岡山市内の病院へドクターヘリで搬送される際に意識不明の重体となりましたが、その後、意識を取り戻し、命に別条は無いと言う事です。

　20代の男性は軽傷でした。
　警察が事故当時の状況をはじめ、山車の大きさや管理体制に問題がなかったか詳しく調べています。