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通信アプリで定額減税の調整給付金を支給 総社市 書類申請に比べ2週間早く支給可能

2024年7月2日 18:59
通信アプリで定額減税の調整給付金を支給 総社市 書類申請に比べ2週間早く支給可能

 全国に先駆けたデジタル化で「手軽」な行政を目指します。岡山県総社市は3日から、市の通信アプリを使って定額減税の調整給付金を支給すると発表しました。

 総社市の通信アプリは、各種給付金の申請用に去年12月から導入されていて、今回は定額減税で減税しきれない人を対象に支給される「調整給付金」の申請に活用。登録している市民およそ1200人の内、対象となる275人への支給を3日から始めます。調整給付金の支給は県内で最も早いということです。

 書類の申請より2週間以上早く支給を受けられるという、このシステム。行政のデジタル化に取り組む自治体の先進例のひとつとして国から評価されていて、市は操作に不慣れな高齢者を中心に講習を行い、市民へ浸透させたいとしています。

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