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人的被害をもたらす恐れがある「ため池」香川県で増加

2024年7月2日 18:57
人的被害をもたらす恐れがある「ため池」香川県で増加

 住宅地の側に位置し、決壊したときに人的被害をもたらす恐れがあるため池が、香川県で増加していることが分かりました。

 香川県などは、決壊した場合に人的被害の恐れがあるため池を「防災重点農業用ため池」として指定しています。昨年度行った調査の結果、ため池全体の数は、前回、2021年度の調査より38か所減って1万2231か所となりました。

 一方で「防災重点農業用ため池」には、前回より58か所多い3107か所を指定しました。決壊した場合に浸水が想定される区域内に、新たに住宅が確認されたのが増加の理由としています。

 県は防災重点農業用ため池を県のホームページで公開し、ハザードマップや浸水想定区域図で避難経路などを確認する様、呼びかけています。

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