岡山市では21日、7件の火災が発生し、1日に起きた火災として過去10年で最多となりました。これを受けて市消防局は、予防と被害の軽減に向けた戸別訪問を始めました。

　この内、住宅2棟が焼け1人が死亡した岡山市東区升田地区では、市消防局の職員が1軒1軒訪ね歩きながら、火災報知機の設置や、万が一の避難方法について住民に指導を行いました。

　岡山市消防局管内では、21日に7件の火災が起きて、1日の件数としては過去10年で最も多くなりました。今年に入ってからは87件の火災が発生し、4人が死亡している事から、市消防局が注意喚起と、万が一の時の被害軽減のために戸別訪問を行いました。

　この日は周辺50世帯を目標に戸別訪問を行う予定で、今後は各地区で防災意識を高める出前授業も行うとしています。