岡山県奈義町の陸上自衛隊日本原駐屯地は上官に暴行を加え1週間のケガをさせたなどとして32歳の3等陸曹を停職2か月の懲戒処分にしたと発表しました。

停職2か月の懲戒処分を受けたのは中部方面特科連隊の32歳の3等陸曹です。

陸上自衛隊日本原駐屯地によりますと陸曹は2022年9月から12月にかけて、
演習場で口論となった上官の頭を殴って1週間のケガをさせたほか、同僚隊員を蹴り5日間のケガをさせました。一連の行動を目撃した隊員が部隊に報告して発覚、２６日付けで停職処分としました。

中部方面特科連隊の米村謙一1等陸佐は「暴力はいかなる場合も許されない。隊員指導を徹底し再発防止に万全を期す」とコメントしています。

県内の陸上自衛隊では２６日、三軒屋駐屯地で防衛技官の停職12か月の処分が発表されたばかりです。