岡山市にある陸上自衛隊三軒屋駐屯地の50代の技官が、複数の同僚にセクハラをするなどして、26日付けで停職1年の処分を受けました。

　停職1年の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊三軒屋駐屯地、関西補給処三軒屋弾薬支処に所属する50代の防衛技官です。三軒屋駐屯地によりますと防衛技官は2022年10月頃から去年5月頃までの間、駐屯地で複数の同僚隊員にセクハラ発言した他、同僚隊員の尻も叩いたということです。叩かれた隊員からの報告で一連の行為が発覚しました。

　駐屯地の聞き取りに対し防衛技官は、尻を叩いたことは認めた上で「深く反省している」と話し、依願退職する予定だということです。関西補給処三軒屋弾薬支処長の石嶋孝至2等陸佐は、再発防止に向けて隊員への指導を徹底するとコメントしています。