袴田巌さん再審 弁護団 犯行着衣とされた5点の衣類の色「不自然」ねつ造主張
袴田さんの再審=やり直しの裁判が17日静岡地裁で開かれ、犯行着衣とされた5点の衣類の色ついて弁護側が「不自然」だと主張しました。
旧清水市で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さんの再審。
7回目の公判で弁護団は5点の衣類の色について「みその色が薄く、また血痕は黒くなるはずだが赤みが残り不自然だ」と主張しました。
(弁護団 間光洋弁護士)
「色の問題からすれば(5点の衣類は)ねつ造があり得るといくつもの裁判体が前提にしているのを留意してほしい」
2月の公判は14日と15日の予定です。