災害時に下着を備える重要性を知ってもらおうと、下着メーカーが7日から静岡市内で防災をテーマにした展示を行っています。

静岡パルシェで7日から期間限定で始まった下着のポップアップショップ。その中にあったのは、“防災下着”のコーナーです。

女性向け下着の開発・販売を手掛ける「HEAVEN Japan」では、被災地に下着を送る支援を行っていて、災害に備えて下着を常備する重要性を知ってもらおうと展示を行っています。

災害時、下着などの日用品は届くまでに時間がかかるものの、全国の自治体における女性用下着の備蓄率はわずか11.9％、さらに83％以上が「防災バッグに下着を用意していない」という現状があります。

では今からできる備えとして、どのような下着を選んだらいいのでしょうか。

（HEAVEN Japan新規事業開発 中谷 真希さん）
「被災地で過ごす場合は、お風呂に入れなかったりが続くと思うので、こちらはコットン素材なので肌触りがすごく良くなっている。やわらかい付け心地になっている。こういうのが一枚あるとすごく安心。」

通気性が良く薄手のものを中が見えない袋に入れ、防災バッグに常備しておくと、いざという時に安心だといいます。

このポップアップは３月13日まで開かれています。