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袴田巌さんの再審6回目の公判で「5点の衣類」が犯行着衣と主張する検察側に弁護側が反論する方針(静岡地裁)

2024年1月16日 12:27
袴田巌さんの再審6回目の公判で「5点の衣類」が犯行着衣と主張する検察側に弁護側が反論する方針(静岡地裁)

袴田巌さんの再審=やり直しの裁判の6回目の公判が16日開かれ、「5点の衣類」が犯行着衣と主張する検察側に弁護側が反論する方針です。

1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で袴田巌さんの死刑が確定しましたが10月から静岡地裁で再審が始まりました。

公判では事件から1年2か月後に味噌タンクから発見された「5点の衣類」について、検察が袴田さんの犯行着衣と主張するのに対し、弁護側の反論が行われる予定です。

また弁護団は、初公判で「複数人による犯行」と述べましたが、その根拠として「被害者の遺体に縄で縛られたような跡があったことがわかり、単独の犯行では縛ることはできない」と主張する方針です。

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