海に面したホテルの改修工事をしていた男性作業員が海に転落、死亡(西伊豆町)
西伊豆町で海に面したホテルの改修工事をしていた男性作業員が海に転落し、死亡する事故がありました。
17日午前11時半ごろ、西伊豆町仁科のホテルで、「作業員がのり面の作業中に20メートルから30メートルの高さから海中に落下した」と、同じ工事をしていた作業員から消防に通報がありました。
海中に転落したのは、下田市東本郷に住む男性作業員(32)で、救助され、町内の病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。死因は、溺死でした。
警察や消防によりますと、男性は当時、海に面して建設されたホテルの改修工事をしていて、ホテルが建つ岸壁が風や波などで崩落するのを防止するための金網を張る作業中に、海に転落したということです。
男性は命綱であるハーネスを着用していました。
警察は、男性が強風にあおられて海に転落した可能性もあるとみて、詳しい事故の原因を調べています。