風営法違反の経営者らに執行猶予付きの有罪判決(静岡市)
性風俗店の営業が禁止されている地域で店舗を営業し風営法違反などの罪に問われていた経営者らに24日、静岡地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、大阪府の39歳の男と静岡市駿河区の41歳の男です。
2人は、2022年からおよそ1年半、県の条例で禁止された地域で静岡市葵区の性風俗店「KINDAN」を営業したなど風営法違反などの罪に問われていました。
静岡地裁の谷田部 峻裁判官は「多額の売り上げを計上し社会の善良な風俗を乱した程度は大きい」と指摘した一方で「店は廃業し、二度と風俗営業をしないと述べている」として、大阪府の39歳の男に懲役2年6か月執行猶予4年罰金30万円。静岡市駿河区の41歳の男に懲役2年執行猶予4年罰金30万円の有罪判決を運営会社に、罰金150万円を言い渡しました。