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JR北海道あすダイヤ改正 函館・釧路行き特急列車が全席指定席化へ 往復割引切符は廃止

2024年3月15日 16:05
JR北海道あすダイヤ改正 函館・釧路行き特急列車が全席指定席化へ 往復割引切符は廃止

JR北海道は16日にダイヤ改正します。

合わせて、函館や釧路に向かう特急列車を全席指定席化し、これまでの往復割引切符を廃止します。

お得に切符を購入するにはどうしたらいいのでしょうか。

(阿部記者)「道民の生活を支えるJR。あすダイヤ改正が行われ、時刻表などが変わります」

札幌と新千歳空港を結ぶ快速エアポートは、午前9時から午後4時までの間、1時間あたり5本から6本に増やします。

また、すべての快速列車が桑園駅に停車するようになります。

ダイヤ改正に合わせて打ち出されたのが、函館や釧路に向かう特急列車の全席指定席化です。

「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」はすべての座席を指定席とし、さらにこれまでの往復割引切符は販売終了となりました。

こうした中、JR北海道が利用を促すのが、インターネット予約サービス「えきねっと」です。

(JR北海道 綿貫泰之社長)「インターネットで早期で購入いただくことで、大変お得な価格で指定席をご利用いただける」

全席指定席化する特急列車では、乗車14日前までに予約する「特急トクだ値14」と前日までに予約する「特急トクだ値1」を設定するほか、日々の混雑具合によっても価格を変動させて販売します。

購入時期によっては、利用者はこれまでよりも割安で切符を購入できる場合もあり、JRにとっても乗車効率を高めることができるといいます。

新たなサービスについて利用者はー

(JR利用者)「自分が使うとなるとネットで買った方がお得なので、ネットを使うと思いますね」

(JR利用者)「あんまり得意じゃないのでネットで買うのは。早くから予定は飛行機と違ってないんですよね」

今回のダイヤ改正で気をもんでいるのは、室蘭線沿線の伊達市です。

(伊達市総務部 中村順也さん)「急な主張となるとこれまでより料金が値上げになりますので、どれくらい影響があるのか不透明なところがあり懸念しています」

急な出張などで伊達紋別と札幌を往復する切符を当日に購入した場合、これまでよりおよそ2倍の運賃になるのです。

年間7万件の出張があり、およそ40億円の経費がかかっている道は職員に対し、インターネットで早めに予約を取るよう呼び掛けています。

(北海道総務部 寺山善規さん)「この度のダイヤ改正以降は往復割引切符なくなるということで、えきねっとをメインに使うということを周知しています。早めに切符を取れば、今までの往復割引切符よりも割り引いて格安に買えるものがありますので、トータルでは予算が増えるとは思っていないですね」

ダイヤ改正と同時に変わる、一部特急列車の全席指定席化。

JR北海道は、インターネット予約を利用しお得に乗車してほしいと呼び掛けています。

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