あわや!地下鉄駅の天井からガラス落下…ほかのガラスには異状なし 札幌市交通局が急遽点検
札幌市交通局は2024年11月4日、地下鉄南北線さっぽろ駅で「防煙垂壁」と呼ばれる天井のガラスが落下したことを受けて、7日と8日の営業終了後に点検を行いました。
その結果、ほかの防煙垂壁に異常はなかったということです。
点検は、7日にさっぽろ駅、8日に北24条駅で行われ、防煙垂壁に落下のリスクがないかどうか、職員が実際に引っ張ったり揺らしたりなどして、確認作業を行ったということです。
札幌市交通局によりますと、落下したガラスは「防煙垂壁」と呼ばれる車両火災時などに煙の拡散を遅らせるための設備の一部で、さっぽろ駅以外にも設置されている駅があるということです。
今回、防煙垂壁が落下した原因はガラスを吊り下げる金具の劣化と推定されるということです。
札幌市交通局は、今回落下した防煙垂壁と同じタイプの設置がある駅をピックアップして点検する駅を検討していくということです。