開業延期に… 北海道新幹線の札幌延伸 8年延期で2038年度末開業の見通し 北海道
2030年度末を目指していた北海道新幹線の札幌延伸について、新たな開業時期が2038年度末になる見通しであることがわかりました。
北海道新幹線の新函館北斗―札幌間は、2030年度末の開業を目指して工事が進められていましたが、羊蹄トンネルや渡島トンネルでは難工事が続いていて、工期に3年から4年の遅れが出ています。
建設を進める鉄道・運輸機構は去年(2024年)5月、2030年度末の開業が極めて困難と報告していましたが、関係者によりますと、新たな開業時期は2038年度末となる見通しであることがわかりました。
今後の工事の状況によってはさらに遅れる可能性もあるということです。
国は、今月(2025年3月)13日に有識者会議を開き、新たな開業時期を記した報告書を示す方針です。
最終更新日:2025年3月8日 11:55