北海道広尾町の道道で22日午前9時半ごろ、「車が路外で横転している」と通りがかったドライバーから通報がありました。

この事故で、乗用車を運転していたとみられる広尾町の87歳の男性が救出されドクターヘリで帯広市内の病院に運ばれましたが、全身を強く打ち約3時間後に死亡が確認されました。

現場は大樹町から広尾町方向に向かう片側1車線の直線道路で、乗用車がセンターラインを越え、草地に片側のタイヤをはみ出したまま30メートルほど走行したような形跡があるということです。

さらに、その先にある標識が大きく曲がり、乗用車は1メートルほど転落していました。

ブレーキ痕は見つかっておらず、乗用車は前部が大きく損傷しているということです。

警察が事故の原因を詳しく調べています。