ATMから現金十数万円を引き出したか 容疑者ら「現金を分け合った」と供述 大学生暴行死事件
北海道江別市で男子大学生が複数人から暴行をうけ死亡した事件で、容疑者らが大学生のキャッシュカードを奪い、ATMから現金十数万円を引き出したとみられることが新たにわかりました。
江別市内の公園で長谷知哉さんが全裸で倒れているのが見つかり、死亡した事件では、長谷さんと交際していた八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者のほか、少年4人が傷害致死の疑いで送検されています。
捜査関係者によりますと、八木原容疑者を除く5人が、犯行後に長谷さんのキャッシュカードを使い、札幌市内のコンビニエンスストアのATMから現金を引き出そうとする様子が防犯カメラにうつっていたということです。
供述などから、被害額は十数万円にのぼるとみられています。
暗証番号は暴行中に聞きだしたとみられ、容疑者らは「現金を分け合った」と供述しているということです。
警察は長谷さんのものとみられる衣服や所持品を札幌市内の川で発見し、特定を進めるとともに、事件のいきさつを詳しく調べています。
最終更新日:2024年11月1日 11:51