×

えい航作業2日連続断念 重油漏れの状況確認など優先 岩場からの脱出は9日以降に 函館市 

2025年1月8日 14:30
えい航作業2日連続断念 重油漏れの状況確認など優先 岩場からの脱出は9日以降に 函館市 

北海道函館市の沿岸でタンカーが座礁し、燃料の重油が漏れ出しているのが見つかりました。

この影響などもあり、8日に予定していたタンカーを岩場から引き出す作業は中止となりました。

6日午後6時すぎ、函館市の恵山岬沿岸に座礁したのは、タンカーの「さんわ丸」です。

8日午前6時まえ、タンカーの乗組員から「燃料の重油が流出している」と 函館海上保安部に通報がありました。

座礁したことでタンカーの燃料タンクが傷ついたことが原因とみられていて、重油が海面に広がらないように乗組員がオイルフェンスを設置したということです。

また、タンカーがおよそ5度傾いているということで、函館海保がボートで乗組員の一部を救助しました。

函館海保は重油が漏れた状況の確認などの対応を優先するため、8日に予定していたタンカーを岩場から引き出す作業を中止し、9日以降、再び作業を進めるとしています。

最終更新日:2025年1月8日 14:30
    札幌テレビのニュース