親子3人が逮捕・起訴されたすすきののホテル殺人事件で、母親の3回目の裁判が開かれました。

予定されていた父親の証人尋問は体調不良で中止となり、検察側の証拠調べのみとなりました。

２０２４年年７月、札幌・すすきののホテル客室から62歳の男性の遺体が、頭部のない状態で見つかった事件で、田村瑠奈被告と父親の修被告、母親の浩子被告の一家3人が逮捕・起訴されています。

このうち、死体遺棄ほう助の罪などに問われている浩子被告の3回目の裁判がきょう（２０２４年８月３０日）開かれました。

検察側は浩子被告のスマートフォンを解析した結果、浩子被告が修被告にLINEで「車のGPSは残りますか？」とメッセージを送り、その後、やり取りの履歴を消していることなどの証拠を読み上げました。

一方、予定されていた修被告の証人尋問は修被告が新型コロナの陽性反応が出たため中止となりました。

次回の裁判は10月1日に開かれ、修被告の証人尋問などが行われる予定です。