急発進に急停止…迷惑運転繰り返した末…パトカーにぶつけ逃走 札幌の会社役員(58)逮捕
北海道・道南の七飯町で、パトカーに自分の車を衝突させたとして運転手の男が送検されました。
男は事件前後に迷惑運転を繰り返していて、警察は詳しい動機を調べています。
公務執行妨害の疑いで送検されたのは、札幌市北区に住む会社役員の58歳の男です。
男は2024年11月9日午前9時ごろ、七飯町の路上で職務質問しようとしたパトカーに自分の乗用車をバックで衝突させ、職務の執行を妨害した疑いが持たれています。
男は函館新道上り線でバックでパトカーに衝突し逃走したあと、警察からの停止や投降を呼びかける説得を無視し、北斗追分IC付近で逮捕されたということです。
実はこの男、パトカーへの衝突以外にも事件前にもある行動を起こしていました。
(東海林記者)「男は函館江差道を運転している際にも、急停止や急発進、バックなどの危険な運転を繰り返していたとみられています」
これは9日午前7時ごろ、八雲町の国道5号で撮影された映像です。
急ブレーキなど危険な運転をする乗用車。
この車を運転していたのが、今回逮捕された男とみられています。
警察の調べに対して、男は「パトカーにぶつけたことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は迷惑運転についても道交法違反を視野に詳しく調べています。