お正月に向けて サトウ食品の工場で鏡もちの出荷スタート 約1000トンの出荷見込む 環境に配慮したパッケージも 《新潟》
ことしも残すところ2か月。お正月に向けた準備の話題です。新発田市の工場では8日から鏡もちの出荷が始まりました。
大小さまざまな鏡もちがずらりと並びました。
新発田市にある「サトウ食品」の工場では出発式が行われ、約3トン分の鏡もちが関東方面へ送られました。
近年は小さいサイズが好まれる傾向にあり、来年の干支・ヘビのマスコットが鏡もちの上に乗ったものや人気キャラクターとコラボレーションしたものなど小型のラインナップも豊富です。
さらに、環境に配慮するため、ことしはパッケージがリニューアルしました。化粧箱はプラスチック窓を廃止。鏡もちの上に飾る橙も紙製にしました。これまでのモデルからプラスチック使用量を約25パーセント削減できるということです。
〈サトウ食品 佐藤元 代表取締役社長〉
「石油製品を使った飾りをなるべく少なくしていこうと当社でも業界をあげて取り組んでいる。ことしについてはお米の出来も良く、このあとおいしいお餅をついて皆さまのもとにお届けしていきたい。鏡もちを飾っていいお正月を迎えていただけたらありがたい」
サトウ食品では今シーズン、約1000トンの出荷を予定しています。